夏のご依頼:生物編-その2(救出編)

いよいよお盆休みが始まりますね!!

当店には休みはありませんが、連休ならではのご依頼もありますので、しっかりお盆を感じております。

 

さて、今回は、塩ビの排水パイプに落ちてしまった子猫の救出劇です。

やや天候が不穏(台風接近中)の早朝5時ごろ、お客様よりお電話がございました。

「昨日から側溝奥の塩ビのパイプから猫の鳴き声と爪がカリカリと滑る音がする。助けたいが手が届かない。」

とのこと。

中をのぞいても猫は見えないとのことなので、おそらくパイプが下にクランクしているため、爪を立てても滑って出れないものと思われます。

 

猛暑の中、台風も接近中なので、このままだと大変なので、急いでお伺いいたします。

 

現場を確認いたしますと、集合住宅の側溝の奥にあるパイプから声が聞こえます。

ご依頼者様はここの一階に住まわれている方で、飼い猫ではないそうです。(ご依頼者様は犬を飼われております。)

 

昨日は、近くに親猫もいたので、そんなに心配はしていなかったそうですが、夕方頃から、親猫を見かけなくなったそうです。

台風接近のニュースを見て、「何とかしなきゃ」と思い、当店にご相談くださったそうです。

 

パイプに手を入れて確認しますと、やっぱり下にクランク(水平のパイプが下にL字上に曲がって、ちょっと下がった後最後L字に曲がっている状態)していることが判明いたしました。

 

ご依頼者様は女性でしたので、手がそこまで届かなかったので下に落ちていることは気が付かなかったご様子です。

 

下に落ちていることをお伝えすると

「それじゃあ、助けられないじゃないの?」

とご不安が増しておられます。

 

早朝でしたが、作業の声に気が付かれたお二階の方も声をかけてくださいました。

やっぱり昨日から猫の鳴き声がするので気になっていたとのことです。

 

状況を聞き、お二人とも、不安を募らせておられますが、でも、まだいくつか方法はあります。

 

その中で、猫を最も安全に脱出させる方法

「タオルを入れて、猫をタオルにつかまらせて引き上げる」

方法から試してみます。

(正直、他の方法の中には、ちょっと猫には気の毒なくらい、強引な方法もありますので、できればこの方法で引き出したいと思っております^^;)

 

この方法は、猫が極端に憶病だったり、人嫌いだったりすると失敗することもありますが、今回は人の声がしても、鳴き声を発したり、登ろうともがいたりしているので、その心配はあまりないと思っておりました。

 

ファーストチャレンジ

しっかりタオルに爪を立ててくれ、手応えを感じながら引き寄せます。

いいところまで引っ張れたのですが、最終コーナーで頭が引っ掛かり落下、失敗です。

 

ここで強く引っ張ってしまっていると、頭を打つ衝撃に怯え、2度目は捕まってくれないこともありますが、ゆっくり引っ張ったのと、猫が再度登ろうとしている音がするので、再度の挑戦は可能と判断できます。

 

セカンドチャレンジ

再度タオルを入れ、猫が捕まるのを待ちます。

前回の反省を生かし、しっかりとつかまっている手ごたえがあるので、安定するまでちょっと待ちます。

タオルを猫が引っ張る感覚が、少なくなってきたところで、ゆっくりと引きます。

 

最初のコーナーを抜ける感触、直角部分を上る感覚の後、最終コーナーを超える感覚が始まります。重さを残したまま、コーナーを抜ける手応えがあり、慌てずじわじわ引き寄せると、

 

ついに御対面!!

トラ縞の目のクリっとした子猫ちゃん!!

(おそらく生後1-2か月)

 

2日近くパイプ内に閉じ込められていたので、ちょっと元気はありませんでしたが、怪我もなく、暴れることもなく、おとなしく抱きかかえらております。

 

ただ、この子猫、このまま野に放っても、おそらく生きてはいけません。

親猫が戻ってくるかもわかりませんし、戻ってきても、人の匂いのついてしまった子猫を育てるかは、わからないからです。

(余談ですが、よくある悲劇として、巣から落ちた野生の雛を、人が素手で巣に戻すと、親鳥が人の匂いを怖がって、巣に近づけなくなり、他の雛ともども餓死してしまいます。優しさからの行動ではありますが、対処は保健所や、獣医にご相談しましょう。)

 

「飼い主が見つかるまでは預かります。」とご依頼者様は言われますが、飼い犬との相性もあり、短期間でも預かるのは大変そうです。

 

お二階の方も、子猫用の粉ミルク(猫の鳴き声がするのが気にかかっていたので、ご友人が子猫を買っていたので分けてもらってくださってました。)を持ってきてくださった際、「犬がいるならこちらで預かりましょうか?別の猫がいますので、猫同士の相性が良ければそのまま飼えますし。」とご提案くださいました。!(^^)!

 

1匹の野良猫の子をめぐり、人のやさしさに触れた、心温まるご依頼で、早朝からとても良い気分になれました。

 

暑い中、生き物関係のご依頼が増えておりますが、こういう気持ちの良いご依頼は、本当に便利屋冥利に尽きる、うれしいご依頼でした、感謝です<m(__)m>

 

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